「ユニバーサル手話」という考え方

誰もが聞こえにくくなる海の中で、手話で気持ちを伝えあえることができたら・・・。「手話でダイビングを楽しもう」という本が話題になっている。

ユニバーサルデザインに人材教育などを手がける「UDジャパン」(東京都港区、代表・内山早苗)では、「聞こえる・聞こえないに関係なく、だれもが手話でおしゃべりできたら・・・表現力に富んだ手話で、人と人とのコミュニケーションをさらに満ちたりたものにできたら、もっと心豊かな世の中になるのでは・・・」という考え方に基づき、「ユニバーサル手話」シリーズを発刊。「0歳からの手話」に続き、今年5月、「手話でダイビングを楽しもう」を出版した。

ダイバーたちは、「エアがない」「上がろう」など独特の手のサインで情報を伝え合う。もし、海中で「あの魚はなんていう名前?」「あの窪みに××がいるよ」といった会話が可能になれば、ダイビングはもっと楽しくなるに違いない。

SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」の振り付けにも、手話が使われていたではないか。「ボランティアのため」と肩肘張らず、楽しむために手話を覚えたり、使ったりする人が増えていけば、聴覚障害者とのバリアはどんどん低くなる。

著者 NPOユニバーサル・ダイビング・ネットワーク 
発行 UDジャパン 

2005年09月05日


  • 日本フィランソロピー協会会員
  • 企業のフィランソロピー活動
  • 声の花束
  • アニモネットワークサークル
  • 刊行物のご案内

ちょっといい話“雨のち晴れ”

「聴導犬」を知っていますか?

品川駅のホームで、仕事中の「聴導犬」に出会った。オレンジ色のユニホームを着け、ご主人の隣でチョコンとお座りの姿勢をとっている。

聴覚の不自由なひとに代わって家の中では、目覚ましやインターフォンや電話の呼び出し音を伝えたり、外出時には車のクラクション、ご主人の名前に反応するように訓練されている。

補助犬法ができて一年以上がたつが、まだまだ市民権を得られず、相変わらず入店や入場を拒否されることが多いそうだ。「他のお客様のご迷惑になりますので」。そんなときはすかさず「ちっとも迷惑じゃありませんよ」と一言、声に出してあげてほしい。

過去の記事を読む

広告:アニモショッピングモール
広告:フィランソロピー名刺